2018年06月04日 スタッフブログ 平川 開発
開発課の平川です。
今回はとあるお客様からのご依頼により追加した機能についてご紹介したいと思います。
このお客様は全国の小売店などに製品を卸しているアパレル卸売業者様で、
「PCできる蔵」では売上・請求・発注・仕入・在庫など多くの機能を駆使されています。
その中で、卸売先での消化仕入商品の在庫数を把握する機能があるのですが、
この機能の精度を上げられないかというご相談を受け、実装案を提案させていただきました。
在庫数の把握のためには、当日どの店舗でどの商品がいくつ売れたかを本社に報告し、
本社側ではその日付・店舗・商品・数量についての出庫情報を入力する必要があります。
今回提案させていただいたのは、
・バーコードリーダーで値札をスキャンし、商品情報・数量をスマホでメール送信する
・送られてきたメールを本社システムで読み込み、出庫情報を自動作成する
というもので、これらの機能実装により、入力ミスの防止、入力作業そのものの軽減、
タイムラグの解消などの効果が期待できます。いわゆる「バーコード活用による効果」という
ものですが、スマホと連動することで遠隔地での実現も可能にしているところがポイントです。
在庫運用においてバーコードリーダーの活用はかなりの効果が上げられるものです。
本運用はまだ先の予定ですが、お客様もその有用性をきっと実感することでしょう。