2017年03月25日 スタッフブログ 松本 開発
サーバーの値段は同じメーカーの同じモデルであっても、その構成の違いで大幅に異なります。
例えばHP社のProLiant ML350というサーバーの場合、¥328,000-から購入が可能ですが、「仮想化サーバーモデル」は、¥1,651,500-となっており、約5倍もの差があります。
これはサーバーの部品の違いによる差が大きいのですが、実際に購入する際の選択で大きく値段が異なるのは、保証(サポート)の違いです。
主なサポートの種類は以下の3つあります。
・翌日オンサイト
これは、受付時間が平日の昼間で、故障した翌日に修理に来てくれる(オンサイト)という保証です。
この翌日というのは、故障の原因が判明して「修理担当者が割り当てられて、その翌日に来てくれる」ので、実際には故障してから修理が完了するまで2~3日必要です。
・ 9×5 (4時間対応)
これは、受付時間が平日の昼間で、故障の原因が判明して修理担当者が割り当てられてから4時間以内に到着するという保証で、実際には故障してから修理が完了するまで1~2日必要です。
・24×7 (4時間対応)
これは、受付時間は土日も含む24時間で、故障の原因が判明して修理担当者が割り当てられてから4時間以内に到着するという保証で、実際には故障してから修理が完了するまで半日~1日必要です。
このモデルのサーバーの場合、標準保証は「3年間翌日オンサイト」ですので、その場合は追加の費用は必要ありませんが、一番手厚いサービスを選択すると約40万円の追加必要が必要になり、2倍の値段になってしまいます。
サーバーが故障した場合に、どのくらい待てるかで適切な選択をしましょう。