2011年09月11日 スタッフブログ 清水 運用
金曜日に遅めの夏休みを頂きました。
この機に、いつかやろうと放置していた、使わなくなった大型の机と本棚を処分しました。
そのままでは階下に運び出せないため、マグロの解体ショーさながらに3時間かけて見事に解体し、無事
市の処理場へ持ち込みました。
モノを捨てるという作業は、体力的なだけでなく精神的にもエネルギーを消費するように思います。
(実際、疲れました。。。)
話は変わりますが、去年書店では「断捨離」という片付け術の本が話題になっていました。
ざっくり説明すると、
「不要なモノを捨てることで、心にもデトックス効果が生まれ、現実生活によい運気の流れが生まれる」
といった内容で、読み終わると早速部屋の片付けをしたくなるような本でした。
(風水よりヨガの考え方に影響を受けているのだそうです)
その本の中に、こんな内容のことが書かれていました。
「片づけるというのは分類・整理して上手に収納することとは違う。それは物事にカタをつける、つまり自分とモノとの関係に向きあい、自分にとって必要なものと不要なものを見極め、決着をつけ、始末すること」
なんだか断捨離道とでも呼びたくなる内容ですが、そりゃあ精神力も使うわけですよね。
これを業務管理システムに当てはめてみれば、よいシステムになるかどうかは「いかに必要な機能を見極められるか」が肝になるのかもしれません。
トウサイの業務管理システムも、使わない不要な部分は省いて本当に必要な機能をシンプルに実装するというコンセプトに基づいています。
必要な機能を見極めるというのは、正直お客様にとっても骨の折れることでもあります。
実際、システム導入は初めてというお客様で、システム稼働の過程で何度となく社内会議を繰り返してこられたユーザ様もいらっしゃいます。
それでも、いままで曖昧だった管理方法が明確になり、効率が悪かった部分を見直す良い機会になったとおっしゃって頂けました。
システムを導入する価値は業務を効率良く運営することですが、その過程で業務の流れを見直すきっかけになることも隠れた効用かもしれませんね。
清水@夏休みの宿題はいつも後回しでした(´Д`)