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こんばんは。開発課の平川です。

時の経つのは早いもので、今年も残すところあと11か月となりました。
とまあ、冗談はさておき…

今年に入ってから、とある建設資材リース業者さま向け
システムのバージョンアップ作業を手掛けています。

リース業というのは、簡単に言ってしまえば、工事現場への資材の
レンタルなのですが、これがなかなか歯ごたえのある仕組みになっていまして…

例えばこんな感じです(月末締めの場合)
・1月22日、商品Aを100本出荷
　→月末に [10日間x100本x賃貸単価] と [100本x基本料単価] を請求
・2月5日、商品Aを10本返却
　→月末に [5日間x10本x賃貸単価] を請求
・2月5日返却分のうち、2本が要修理
　→月末に [2本x修理単価] を請求
・残りの90本は返却なし
　→月末に [28日間x90本x賃貸単価] を請求

※これに30日保証なんて仕組みを適用するとまたややこしくなってくるのですが、
それはまたの機会に触れたいと思います。

そんなシステムをバージョンアップをするにあたり、
お客様が強くご希望されていたのが
①操作性の向上を目的としたデータ構造の変更
②データ件数の節約を目的とした計算方法の変更
③処理速度の大幅改善
の３点。

この点を踏まえての、現行仕様の分析・プログラムの変更・テストには
かなりの神経を使いました。処理のロジックを四六時中考えている時期が
続き、夢にまで出たほどです。

こうして、どうにかお客様に出来映えを見ていただくまでになったのですが、
苦労した甲斐あってか、お客様にはとても喜んでいただけました。

その際にお客様がおっしゃっていたのが、
「このソフト他の会社さんにも売ったほうがいいよ～
　みんな請求書作るのに困ってるんだよね～」

褒められていい気になってしまっているわけですが、
本当にお困りの会社さんがあるなら、お声をかけていただければなあと
思っているこのごろでした。