2025年01月29日 スタッフブログ 至田 開発
Windows11バージョン24H2がリリースされましたが、
いくつかのユーザーが共有フォルダにアクセスできないという問題を報告しています。
本ブログでは、この不具合の詳細と対策について解説します。
【不具合の概要】
Windows 11 24H2では、セキュリティ向上のために一部の環境で共有フォルダへのアクセスが制限されるようになりました。
特に、ゲストユーザー(ユーザー名やパスワードを必要としないユーザー)がブロックされる仕様変更が原因となっています。
【主な症状】
• 共有フォルダにアクセスできない
ネットワーク資格情報の入力を求められる、赤い×が表示される、
ネットワークエラーが発生するなどの症状が報告されています。
• エラーメッセージ
環境や設定によって異なるエラーメッセージが表示されることがあります。
【対策方法】
以下の方法で問題を解決できる可能性があります。
ご利用の環境に応じて適切な方法を選択してください。
1. 共有用ユーザーアカウントとパスワードの設定
接続先PCにユーザーアカウントを追加
[設定] > [アカウント] > [他のユーザー] > [アカウントの追加] から新しいユーザーアカウントを作成します。
2. 接続元PCで資格情報を設定:
共有フォルダにアクセスする際に表示される「ネットワーク資格情報の入力」画面で、
先ほど作成したユーザー名とパスワードを入力します。
3. セキュリティ設定の変更
※注意: この方法はセキュリティリスクを伴うため、自己責任で行ってください。
詳細は下記のリンクに記載されております。
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/124162678.html
【結論】
Windows 11 24H2のアップデートにより、共有フォルダへのアクセスに問題が生じることがありますが、
適切な対策を講じることで解決可能です。
セキュリティ設定の変更には注意が必要ですが、ユーザーアカウントの設定などの方法で問題を回避することができます。