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「工事台帳」と「現場台帳」の違い

2024年10月31日 スタッフブログ 開発 関戸 

建設業や建築業のお客様で、最も重要な台帳の1つに「工事台帳」というものがあります。この「工事台帳」ですが、お客様によっては「現場台帳」と呼ばれていたり、「工事現場台帳」と呼ばれていたりします。

これまであまり気にしていませんでしたが、改めて「工事台帳」と「現場台帳」の違いを整理してみました。

あくまで弊社のお客様の傾向ですので、一般的に正しいかどうかという問題とは別ですので、あくまで参考までに。

①「工事台帳」を用いるケース

工事台帳

このケースでは下記のような傾向があります。

  • ・工事単位で管理
  • ・「工事」=「現場」または「現場」は「工事」の付則情報
  • ・同じ現場を別の工事で扱う事もある(平成〇年度□□工事など)
  • ・建設業に多い

 

②「現場台帳」を用いるケース

現場台帳

一方、このケースでは下記のような傾向があります。

  • ・現場単位で管理
  • ・同じ「現場」で複数の「工事」がある(新築工事・外構工事・修繕工事など)
  • ・建築業に多い

 

全体としては①が多く、②は少数派のようです。

また②の場合でも後から発生した工事は「追加工事」として扱い、本体工事と紐づけて管理する場合が多いようです。

工事台帳(追加工事あり)

 

いずれにしても、PCできる蔵はそれぞれの企業様の管理や運用に応じてカスタマイズできますので、「工事台帳」でも「現場台帳」でも「工事現場台帳」でも対応致します。