スタッフブログ

コンパネはまだまだ健在?

2024年09月19日 スタッフブログ 平川 開発 

先日、コントロールパネルが廃止になるというニュースが話題になりました。長年使用され続けてきたコントロールパネルが非推奨(廃止予定)になり、代わりに設定アプリの使用が推奨されるとのことです。
 
コントロールパネルとは、ネットワーク設定やセキュリティ設定などのWindowsの様々な設定を管理するためのツールです。歴代のWindowsは各バージョンで進化を遂げてきましたが、行う設定はどのバージョンでも同じもので、長年使用してきたコントロールパネルは使い方も変わらず大変重宝してきました。
 
一方の設定アプリは、コントロールパネルに馴染みのないユーザーが、Windowsの各設定メニューを「直感的に」使用できるように設計されたツールです。
 
Copilot曰く、設定アプリは「日常的なカスタマイズやシステム設定の調整を簡単に行えるツール」、コントロールパネルは「より詳細なシステム管理や専門的な設定を行うためのツール」とのことです。
 
実際、設定アプリを使う機会はたまにあります。ただ、そこから行き着く設定メニューはコントロールパネルから辿り着くものと同じということが多く、それなら慣れ親しんだコントロールパネルを使う方がいい、という感覚を持っている人は多いのではないかと思います。私は「コンパネ」派なので、どちらが使いやすいかという記事を見てもどうしても贔屓してしまいます。
 
そんな中、マイクロソフトのサポート文書から「廃止」という表現が削除された、というニュースが発表されました。反対の声が強かったのか、設定アプリがまだ不十分で廃止を先延ばしにしたのか、理由については発表されていないらしいのですが、どうなるか今後の動向に注目です。