2023年11月21日 スタッフブログ 営業
ある新規のお客様にて、商談を進めてまいりました。
先日は3回目の打合せでした。
業種はプレス端子、プラスチック・インサート成形品、
精密加工部品等を製造しております。
これまで、いくつかのセミオーダーやパッケージソフトを使い、
生産管理にチャレンジしたそうですが、特に生産計画については、
なかなかうまくいかず、結果として、業務の性質上、柔軟にラインの
入替わり等を行うという意味で、EXCELでの手動管理が一番業務的に
スムーズであるという結論に至ったようです。
計画自体のルール化がしづらく、人に判断に依存する場面が多いため、
システムにて固定仕様にすると、逆に手間がかかるとのことでした。
その分、所要量計算、在庫シミュレーションや生産実績、原価管理など、
システムに頼る部分は他に重きを置きたいおとのお話でした。
正直な感想として、とてもシンプルな素晴らしいご判断だと思いました。
ルール化が難しいのであれば、ある程度割り切りは必要です。
これまで様々なお客様にご提案をさせていただきましたが、どちらかというと
お客様の要望としては、計画自体も全て自動で行いたいとのお話が多く、
もちろん、可能な範囲で対応はさせていただきましたが、弊社からのご提案は
仕様を複雑にしすぎて、結果、効率の低下を招くようであれば、可能な範囲から
始めましょうというものです。
今後もフォローしていきます。ちなみに、次回は在庫管理についての話です。