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先日、お客様から「朝から１台のPCが起動せず、他のPCでもPCできる蔵が使用できない」
との連絡がありました。
 
起動しなくなったPCはこのシステムのデータを保存している「親機」で、他のPCもこの
データを参照しているため、全PCでできる蔵が使用できないという状況になりました。
 
セーフモードでの起動を試したりメーカーサポートに問い合わせたりと、復旧を試みましたが
どうにもなりませんでした。こうなると代替の「親機」を用意して業務を継続する環境を
再構築する必要が出てきます。
 
 
ここで、クラウドバックアップが大いに効果を発揮しました。
クラウドバックアップは、PCできる蔵のデータのコピーをクラウド上に自動アップロードする
サービスで、「データの損失を最小限に留める」「データの復旧を迅速に行える」等の効果が
期待できます。
 
幸いこのお客様はこのサービスに加入して頂いていた為、実際の復旧作業も容易でした。
最後にアップロードされていたのは前日の夜中のもので、入力したデータが損失すると
いうこともありませんでしたし、クラウド上にデータが保存されているので起動しなくなった
PCからデータを取り出す必要もありませんでした。
 
 
今回のようなトラブル発生時に、最後に取っていたバックアップが１週間前だった、なんて
考えるだけでも恐ろしいですよね。改めてこのサービスのメリットを実感できた出来事でした。