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先日ご紹介しました化粧品製造メーカー様向けのシステム構築が完了し、
新しいPCと共に納品してきました。
 
 
２月から打合せを開始、１か月程度の現行システムのヒアリングと分析、
３月～４月の約２か月間での開発・テスト、といったスケジュールとなりました。
 
 
納品後、テスト稼働が始まります。管理点数の多い在庫管理システムの
初期準備はいつも大変です。テスト稼働開始時に棚卸を実施し、棚卸機能を
使用して棚卸登録を行うのが理想なのですが、負担が大きくそうするわけにも
いきませんでした。
 
 
そこで、毎年３月末に実施している棚卸データを使うことにしました。
エクセルに保存している棚卸データを活用し、３月末時点の在庫を発生させます。
この状態で４月から現在までのすべての製造記録や充填記録を登録することで、
現行システムの集計機能や実在庫との比較ができるようになります。
 
 
短期間で2ヶ月分の実績を入力することができるので、テスト稼働開始時に棚卸を実施し、
リアルタイムで並行稼働するよりはるかに早く検証結果が得られます。入力する実績データが
２ヶ月分というのもシステムに慣れるには丁度いいボリュームです。
 
 
毎年の棚卸が３月だったことが幸いしてスムーズに本稼働へ移行できることになりそうです。
しっかりとサポートして参ります。