スタッフブログ

近頃は化粧品製造メーカー様よりご注文いただきました
在庫管理システムの構築を手掛けております。
 
現在ご使用されているシステムからの乗り換えで、同等の機能を
実装しつつ、より使い勝手の良い機能を提案させて頂いております。
 
 
現行システムの機能フローは、①原料・資材仕入→②中間品製造
→③充填・包装→④製品出荷、となっておりまして、化粧品の
製造フローとしては一般的なものになるそうです。
 
これらの入力内容より「製造コストを算出するための機械稼働時間集計」
「発注判断のための在庫数集計」「棚卸資産の集計」などの機能を使用
できるようにする予定ですが、在庫管理がロット番号ごとの管理と
なっておりまして、この仕組みの難易度が中々のものとなっております。
 
 
お客様からのヒアリングや現行システムの分析を行った結果、以下の点を
考慮して機能を実装しているのですが、
 
・仕入ごとに新しいロットが発生する
・仕入時期によっては同一商品・同一ロットが複数存在する
・いつまでもそのロットが存在するわけではない
・棚卸は原則年1回だが、不定期に実施されることも
 
これらを踏まえて想定した在庫集計のテストケースがなんと48通りも！
 
 
現在その準備を進めているところで、想定通りの結果になるかどうかの
検証を行う予定です。お客様の業務効率化に関わることですので
しっかりと進めていきたいと思います。