2021年07月29日 スタッフブログ 平川 開発
「PCできる蔵」をご使用いただいている護身用品製造メーカー様で、
訳あって中断していたマスター登録を再開することになりました。
以前の記事でもご紹介しました、様々な外注先で使用される材料・部品の
在庫管理を行うシステムを導入されたお客様です。
https://www.tousai.co.jp/%e9%96%8b%e7%99%ba/5371/
ひとつの製品が完成するまでの流れを分析し、在庫管理を目的として製品・仕掛品・部品の
マスター化を行うのですが、これがまたホネの折れる作業のようです。
実際には下図のように、「ある仕掛品を製造するのにどの外注先でどの材料をいくつ使用するか」
「次の仕掛品を製造するのにどの外注先でどの仕掛品をいくつ使用するか」などの分析を行い、
マスター化する製品・仕掛品・部品の洗い出しを行います。
こうして登録したマスターデータを使用して、「いつ、どこで、何をいくつ使って、何をいくつ作ったか」
「いつ、どこからどこへ、何をいくつ移動したか」などをシステムに登録すると、ある時点のある場所の
在庫数の把握ができるようになります。その為の大事な分析というわけです。
このように非常に重要な作業を行われているのですが、その作業を少しでも
楽に行えるように新しい機能のご注文も頂きまして現在対応しております。
仕切り直しとなりましたが、在庫管理の本稼働に向けて少しでもお力になれればと思っております。