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先日、OKIのドットプリンター「5650SU3-R」にて、印字位置がずれてしまうトラブルがありました。

その原因を調べてみると、「らくらくS」モードというものがあり、これが関係している事が分かりました。

この「らくらくS」モードについて、現時点で分かったことを記載しておきたいと思います。

「らくらくS」とは

• 「OKI MICROLINE 5650SU3-R」にのみに搭載されている、統一伝票に印字するための固有モード
• 設定された余白などに関係なく、固定された位置に印字されるモードである模様（ここは推定）

「らくらくS」に切り替わる条件

• 用紙設定にて「統一伝票・・」で始まる用紙を選んだ際に自動的に切り替わる
• 印刷が終わると自動的に元のモードに戻る

「らくらくS」の設定について

・「らくらくS」の設定変更は不可能
→「OKI MICROLINE 5650SU3-R」にて「統一伝票・・」の用紙を選択した場合は必ず「らくらくS」にて印刷される

「らくらくS」を使いたくない場合

・用紙設定にて「統一伝票・・」以外の用紙を選択、もしくは新規に用紙を作成する。

→新規に用紙を作成する場合「統一伝票・・」と同じサイズで作成しまうと「統一伝票・・」と認識されてしまう。

そのため2～3mmサイズをずらして用紙を作成する。

「らくらくS」の注意点

• 「OKI MICROLINE 5650SU3-R」のプリンター設定時には、必ず最新のバージョンをダウンロード→以前のバージョン（Ver1.1以前）では、「らくらくS」に切り替わったあと元のモードに戻らない不具合があった模様

この「らくらくS」モード、マニュアルにも記載がなく、ネット上にも全く情報がありません。

「OKI MICROLINE 5650SU3-R」で印字位置がずれ、ディスプレイに「らくらくS」と表示されていたら、

ドライバーの更新または用紙変更を行ってみると解決すると思います。