2020年11月16日 スタッフブログ 平川 開発
以前の記事でアクセサリ販売業者様のシステム構築についてご紹介しましたが、
予定通り1ヶ月程の検証を終え、無事本稼働がスタートしました。
テスト稼働中お客様には、新旧システムで全く同じ内容を入力していただき、
「使い勝手は変わらないか」「同じ内容のインプット・アウトプットができるか」
「各帳票の集計結果が同じになるか」などを課題に検証を行っていただきました。
大まかなシステムフローは以下の通りとなります。
膨大な入力量ではありませんが、1ヶ月の使用で1800件ほどの入力ログが残っており
旧システムと並行しながらの入力となるとなかなかの量です。
①ルース(宝石・裸石)マスターの登録
一品一様の管理のため、仕入れたルースに品番を付与
※受託品の管理も行います
↓
②鑑定依頼
社外へのルースの鑑定出し・鑑定戻りを管理
↓
③加工依頼
社外へのルースの加工出し・加工戻りを管理
↓
④枠付登録
リングやメレ石による装飾の結果、ルースに付加された原価を登録
↓
⑤委託出し
委託販売の対象となったルースについての委託先や委託期限を登録
↓
⑥売上
直接の売上や委託先での売上を登録
日々、これらの入力を行っていただき、「請求書の金額が新旧システムで一致するか」
「在庫集計結果(数量・金額)が新旧システムで一致するか」などの確認を行いました。
結果は各集計とも見事にぴったり一致です。バーコードの正確さとお客様の運用の正確さを
改めて証明した結果となりました。問題なく新システムへシフトできるという判断になりました。
後日、旧システムから改めてデータを移行し、晴れて新システム本稼働のスタートとなりました。
その後も大きな問題も無く現在に至っております。
本稼働まで長い道のりでした。ようやくひと区切りですが、これから長いお付き合いになります。
今後もしっかりとフォローさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。