2019年11月18日 スタッフブログ 松本 開発
マイクロソフト更新プログラムによるAccessの不具合ですが、C2R版(クイック実行形式)でも発生します。
Accessのバージョン情報に、以下の様に「クイック実行」と表示される場合は、C2R版です。
【Access2016バージョン確認方法】
Accessを起動して、左下の「アカウント」をクリックします。
(表示されていない場合は、左上の「ファイル」メニューをクリックすると表示されます
ビルド12130.20344のバージョンでは、この不具合が発生します。
ビルド12130.20272では発生しませんので、そのバージョンに戻せば回避可能です。
※Access2016は、2019-11-22にリリースされたバージョン1911 ビルド16.0.12228.20250にて修正された様です。
【マイクロソフトWebページ】
Access エラー: 「クエリは破損しています」
【問題回避方法】
「コマンドプロンプト」(Windows システムツールの中にあります)を開いて、
以下の2行のコマンドを張り付けて実行してください。
Access2016・Access2019(パッケージ版)・Office 365の場合(※問題が修正された最新版)
cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun
officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.12228.20250
Access2019(ボリュームライセンス版)の場合
cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun
officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.10351.20054
Access2013の場合
cd %programfiles%\Microsoft Office 15\ClientX64 ; Windowsが64ビットの場合
cd %programfiles%\Microsoft Office 15\ClientX86 ; Windowsが32ビットの場合
officec2rclient.exe /update user updatetoversion=15.0.5179.1000
以下の画面が表示されたら完了です。