2011年11月10日
「叱られて育つ」・・・今回は子供の話しをしようとしているのではありません。いくつになっても、人は一生叱られて育つ要素が多いと思うのです。企業も同じだと思います。叱られると言う事は何とありがたい話か・・・。いつもそう思える素直さが必要に思います。歳下に叱られて腹が立つ、立場の上下で受け入れたり、腹が立ったり・・・。 誰に叱られようと自分が気付けなかった事を教えてくれたのだと、素直に受け入れられるかで育つ大きさが変わると思います。しかし、子供に叱ることと、企業間、社会人間で叱ることは、叱る側からすれば大きく違いがあると思うのです。例えいくら叱られたくてもなかなか叱ってくれない事が多いのが社会ではないでしょうか・・。もちろん取引上の対価物に関しては言われて当たり前のことですが、例えば 「あなたは清潔感が無いからお付き合いはしたくない。」または、「御社の社員は横柄な人が多いぞ!」とは、なかなか言ってもらえない事もあります。子供の為を思って叱るのと、まったく意図が違うはずで、気を使う場合もあるでしょうし、あきれ返って言いたくもない事もあるはずです。結果、知らずのうちに何故か取引が減少して行くなんて事が起きるのでしょう。叱ってさえくれれば直せたのに・・・と言っても手遅れです。叱られるありがたさを再認識するべきなのです。当社では少しでも不自然さを社内で感じたら、必ず相手に直接話すように言っていますが、なかなか完全にできていないのが現状です。社会人になって親でさえも言ってくれないような事を互いに指摘しあう事はありがたい話なのです。私どものスタッフ一同、当然私も含めてですが、些細な事でも気が付きましたら何なりと指摘、お叱りを頂きたいと思います。
他力本願を承知でお願いいたします。
少し前になりますがTVである企業の新入社員研修の紹介番組をやっていました。私は少々唖然としました。研修の内容は簡単に言えば新入社員が叱られ慣れすると言う内容です。最近の人はあまり親に叱られてきていないので社会で叱られると、めげたり、悩んだりして直ぐ退職をしてしまう人が多いそうです。 このご時世にそこまでの研修をしてまで人材確保をしなければならないその企業に少々うらやましさを感じたのは私のひがみでしょうか?そもそも育つ体力すら無いと言うしかありません。 他社の事はさておき私どもは打たれ強さ、「とことんお客様と向き合う」という粘り強さで成長して行きたいと考えています。今後ともよろしくお願いいたします。