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Windows Liveメールのサポートが終了。代替メールソフトへの移行について。

2017年02月03日 スタッフブログ 清水 開発 

Windows Liveメール がサポート終了しました

こんにちは、開発課の清水です。
先日のことですが、システムと一緒に新しいPCを納品させていただいたお客様先でちょっと困ったことが起きました。

既存のPCで使っていたメールは Windows Liveメール だったのですが、
2017年1月10日でこのメールはサポートが終了し、現在はインストーラーがダウンロードできなっています。

つまり 新しいPCにはWindows Liveメールがインストールできず、
直接 Windows Liveメール から Windows Liveメール へのデータ移行ができませんでした。

今後、訪問先のお客様先で今回のような状況になったときのため、代替先のメールを検討してみました。

Windows Liveメールに代わる代替メールの条件

代替メールの条件としてはこんなところでしょうか。

  • サポートがしっかりしていて信頼性がある
  • できればメニューがシンプルでスタンダードな使用感のもの
  • メジャーである(トラブル時にネット情報が豊富にある)
  • もちろん、Windows Liveメール のメールデータを取り込みできること

代替になりうるメールソフトは?

ここでは3つ取り上げてみたいと思います。

  1. Office Outlook
  2. Windows10 メールアプリ(ストアアプリ)
  3. Mozilla Thunderbird

1.Office Outlook

マイクロソフト純正で、PCにインストールされていれば最も信頼のおける移行先になるかと思います。
Windows Liveメール からメールデータを取り込むには移行元のPCに Windows Liveメール と Office Outlook の両方がインストールされていないとダメなようです。
(Office Outlookのデータに変換後エクスポートし、移行先のPCでインポートする)

2.Windows10 に付属のメールアプリ

Outlook.com というwebメールと連携して動作します。
使用にあたってまずマイクロソフトアカウントを作る必要があります。
webメールなのでPC本体にはメールデータが保存されません。
(メールサーバーからデータが削除されたらもう見ることができない)
私個人的にはあまり使い勝手がよいとは思えません。

3.Mozilla Thunderbird

webブラウザ 「Firefox」 でおなじみの 非営利組織 Mozilla が開発・提供しているメールソフトです。
マイクロソフト純正ではありませんが、メールデータ移行手順などの情報もネットに豊富にありあます。
古くからあるソフトで、サポート体制も信頼できるのではないでしょうか。

結論

お客様のPCに Office がインストールされているのであれば Office Outlook が一番安心かと思います。
多機能ゆえメニューが複雑ですが、これは使っていくうちに慣れるかと思います。

問題は Office が無いときです。
とりあえずの移行先としては Thunderbird が良さそうでしょうか。
マイクロソフトがWindows Liveメール のような新たなメールソフトを提供してくれるとよいのですが。