2016年11月21日 スタッフブログ 安川 運用
こんにちは。システム運用課の安川です。
先日、お客様より「パソコンがウィルスに感染してしまった」とのお問い合わせがありました。
パソコンを拝見しますと『ランサムウェア』というウィルスに感染してしまっていました。
『ランサムウェア』とは、パソコンをロックしたり、ファイルを暗号化したりして、
使用することができないようにして、ロックの解除や暗号化の解除をするために
金銭を要求するというウィルスです。
お客様にお話を伺ったところ、見知らぬメールの添付ファイルを誤って開いた後より、
いくつかのファイルに鍵のマークが表示され開くことができなくなり、
デスクトップ画面に金銭を要求する画面が表示されるようになったとのことでした。
恐らく添付されていたファイルにウィルスが埋め込まれていたのだと思われます。
幸いにも感染してしまったパソコン内の必要なデータは、
買い替えのために別の場所に保存していたために被害はほとんどありませんでしたが、
データ保管前であったら復旧できなかった可能性がありました。
ウィルスの感染経路としましては、主に
■メールに添付されたウィルスファイルを開いてしまった時
■悪意のあるプログラムをインストール(実行)してしまった時
■ウィルスに感染しているウェブサイトにアクセスしてしまった時
■ウィルスに感染しているUSB機器を接続した時
などがあります。
なるべくウィルスに感染しないようにするために
『セキュリティソフト導入及び最新版への更新』『Windows Updateの実施』を行い、
見知らぬメールの添付ファイルを開いたり、信用できないファイルやプログラムを
ダウンロード・インストールしないようにしてください。
また、下記サイトにインターネットセキュリティについて掲載がありますので、
参照にしていただければと思います。
【総務省 国民のための情報セキュリティサイト】
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/security/index.html